2008年03月04日

ワーグナー ニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲

卒業式の季節になった。
僕の会社に勤めている、定時制高校に通っている社員の卒業式の日だった。また、今日は彼の退職日でもあった。
いつもの作業着姿ではなく、スーツを着た姿で「お世話になりました」と卒業式に向かって行った。
 仕事は出来ない彼だったが、スーツを着た彼の姿はなぜか輝いて見えた。

 ニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲は卒業式などで、しばしば演奏される。オペラの内容はさしおいて、この前奏曲だけで立派な堂々とした曲になっている。
 ワーグナーの作品はどれも傑作ばかりだが、僕はこの曲が一番好きだし、もしクラシック初心者でワーグナーの曲を紹介するならこの曲を薦める。
 僕はこの曲を聴いて、高校生の頃油絵を書いたことがある。祝福の木を囲んで人々が喜びの歌を歌っているきわめて抽象的な絵だ。このようなすばらしい曲と一体となりたかったのだ。

 旋律、オーケストレーション、劇的な転調、すべてにおいて傑作の要素がそろった曲、これほど素直に心に語りかけ、迷える僕を、ほっとさせてくれ、出発点に帰らしてくれる曲はワーグナー随一である。

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posted by やっちゃばの士 at 21:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ワーグナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

キーワードクラシック『卒業式』ワーグナー編

 今日から学校は春休みですが、小雪が舞い3月の下旬とは思えない寒さでした。

 社会人の身としては、3月も4月も連続したただの月にすぎませんが、学生、新社会人にとっては、卒業式を経て、進学、就職へとステップする特別な季節です。

 3月は卒業式

ということで、卒業式にふさわしい曲について書いてみます。

 やっちゃば士的「卒業式」な曲 ワーグナー編

@楽劇『ニュルンベルグのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲

 卒業式で演奏される頻度の最も高い曲のひとつでしょう。もともと、この楽劇(オペラ)のテーマは、ドイツ芸術の伝統の賞賛と未来への希望であり、第1幕への前奏曲はそんな内容を象徴するように、力強く祝祭的な音楽です。名実ともに卒業式にふさわしい音楽だと思います。昨年のブログにも卒業式を思いながらこの曲について書きました。

http://yachaba.seesaa.net/article/88283128.html

 ちなみに、楽劇本体の音楽も、長時間ながら、飽きることがないすばらしい内容で、僕は『タンホイザー』と並んで、ワーグナーのオペラ(楽劇)の中で、歌とオーケストラとストーリーがもっともバランスよく取れた曲としてよく聴きます。ちょっとパワーがいりますが、これらの大作についてもブログで書きたいと思っています。

もう1曲強いてあげるなら


A『リエンツィ』序曲
 オペラ本体のほうは有名ではありませんが、この序曲は堂々とした安定感と崇高な感じを抱かせる傑作だと思います。ちょっと無理があるかもしれませんが、卒業式的な1曲にあげたいと思います。




posted by やっちゃばの士 at 00:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワーグナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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