2008年04月09日

J・Sバッハ ゴルトベルク変奏曲

 毎晩のように、ここのところ我が家のテレビ画面は韓国ドラマ「雪の女王」である。主人公ハン・ドックが亡くなった親友の部屋で、親友の遺品をいくつか手にとって過去を偲ぶのだが、その中にバッハの絵が描かれたCD(カセットだったかも)が出てくる。流れてきたのはゴルトベルク変奏曲だった。後で分かるのだが、そのCDは親友のものではなく、主人公が親友に貸していたものだった。その後、いろんな場面でこの曲が登場する。

 僕はバッハをあまり聴かないので、この曲の登場にある種の懐かしさを感じてしまった。この曲は、眠れぬゴルトベルク伯爵のためにバッハが書いた曲だとされている(実際は疑わしい)。もう5,6年前のことだが、眠れるピアノ曲を紹介して欲しいと、ある都内の中国料理店の料理長からリクエストがあったので、この曲のCD(シフ盤)をあげたことがある。僕はCDしか聴かないのでその間1回もこの曲を聴いていないことになる。

 変奏曲の傑作といえば、どうしても、ベートーベン、ブラームス、ラフマニノフ、エルガーが頭に真っ先に浮かび、これらの源流であるバッハを忘れてしまう。僕にとってバッハの音楽は源流にさかのぼるような体験である。ちょうど西洋の文学、哲学などが聖書の影響を受けているように。ただ、聖書と同じようにそれ自体に説得力があり後世の人たちが達し得なかった高みがある。熱烈なクリスチャンにとって聖書が全てであるように、バッハがすべてだというクラシック(バロック音楽)ファンも多い。バッハと最初に出会ったのならバッハ以外はいらないという完結された世界。これはすごいことだと思うが、そのすごさに気づいていない僕は、これからバッハの世界を求めてみたいと思っている。
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[タイトル] バッハ:ゴルトベルク変奏曲
[アーティスト] シフ(アンドラーシュ)
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posted by やっちゃばの士 at 22:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | J・Sバッハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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