2008年03月25日

カリンニコフ交響曲第1番

 久々に図書館に行ってCDを借りてみた。久しく聴いてない春らしい曲を聴いてみたいと思っていたところ、目に留まったのがカリンニコフの交響曲第1番だった。アシュケナージ盤だった。

 聴いてみると、昔聴いていた感動が沸き起こらず残念に思った。決して演奏が悪いわけではないと思うのだが、音楽が心の中に入ってこないのだ。確かに、この曲はメロディは歌に満ちていて「青春の歌」そのものだし、夭折したこの作曲家の切実な希望と憧れに満ちている。ただ、曲は平面的で何かが物足らない。料理で言えばスパイスが足らないような感じだ。

 僕がこの曲に初めて出会ったのは、今からもう10年も前のこと、ナクソスのクチャル盤がカリンニコフブームを巻き起こしている時だった。「隠れた名曲」として何度も何度も繰り返して聴いたのを覚えている。そのころと今と何が違うのだろうと考えたとき、僕自身が一番大きく変化している。僕のこの曲に対する感じ方が変化してしまっているのだ。この10年の間、結婚して子供も生まれ、仕事も住むところもすべてが変わった。

 今の僕には目標がある。ちょっと悪い表現で言えば「野心」とでも言えようか。カリンニコフの曲は純粋すぎて「野心」のようなものを感じ取ることが出来ない。だから、僕の心に今は引っかからないのかもしれない。

カリンニコフ:交響曲第1番カリンニコフ:交響曲第1番
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[タイトル] カリンニコフ:交響曲第1番
[アーティスト] NHK交響楽団
[レーベル] キング
[種類] CD

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posted by やっちゃばの士 at 22:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | カリンニコフ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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