2008年03月10日

ハチャトゥリアン 仮面舞踏会より第1曲ワルツ

 TVのCMで今日も、あの哀愁を感じさせながらも、少々仰々しいワルツが流れていた。CMとはキリンビールの「円熟」という新商品のCM、ワルツは旧ソビエトの作曲家アラム・ハチャトゥリアンのオーケストラ曲「仮面舞踏会」の冒頭のワルツである。

 ハチャトゥリアンといえば「剣の舞」。彼の名前を知らなくても、この曲は聴いたことがない人はいないだろう。彼は、3つの交響曲、ピアノ協奏曲、バイオリン協奏曲などの本格的な作品も残しているソビエトではショスタコ、プロコフィエフ、ストラビンスキーに次ぐ大作曲家である。

 ところで、僕はこの曲がCMに登場していることについて、広告代理店のことを考えてしまう。ここのところ、大手広告代理店の社員の不祥事が立て続けに起きているが、この破滅へと向かうワルツの曲想と広告代理店の内情がダブって見えるのだ。おそらく、このワルツの起用を考えたCMプランナーは、そんなことは考えていないだろうが。大手広告代理店といえば、花形産業であり、そこの社員もエリート中のエリートだろう。ただ、僕はそのような華やかな環境の彼らの内面には影のようなものがあるのではないかと思っている。事件というのは内面が具体的な行動として表れたに過ぎないのだから。彼らに限らず、華々しい世界で活躍する人たちは優雅なワルツを踊りながらどこに向かおうとしているのだろうか。

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posted by やっちゃばの士 at 23:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

ビゼー 歌劇「カルメン」組曲

 先日、映画「UDON」がテレビで放映されていた。僕はさしてこの映画に関心はないのだが、妻が見ていたので、仕方なく書類の整理をしながら、ちらちらと見ていたのだった。ところが、そうこうするうちに画面に引き込まれてしまったのだった。

 ひとつは、香川県がロケ地であり、讃岐富士が何度も登場して印象深かったこと(大きな池も印象的だった、弘法大師ゆかりの満濃池か?)。もうひとつは、カルメン組曲の中の音楽がいろんな場面でバックミュージックとして使われているところである。

 カルメンは血なまぐさい歌劇だが、組曲だけを聴いているともっとほのぼのとした印象を受ける。まるで「UDON」のために作曲されたかのようだ。「間奏曲」や「夜想曲」などしんみりしているものと、「密輸入者の行進」、「衛兵の交替」など、どこか滑稽でほほえみたくなる曲は、まさしくこの映画にぴったりである

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posted by やっちゃばの士 at 13:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

お知らせ

『心の歳時記 やっちゃば士のクラシック今日の一曲』は『キーワードクラシック』に移転しました。よろしくお願いします。
posted by やっちゃばの士 at 08:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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