2008年03月08日

シベリウス カレリア序曲

 オホーツク海に今年最初の流氷が流れついたというニュースが先日あった。真っ青な空の下、流氷に春先の黄色い光が反射してなんだかまぶしい。間違いなく、凍りつくような寒さなのだが、氷がみしみしと太陽の光をあびて割れる音をきいて、何か期待感のようなものを感じはしないだろうか。

 僕は、シベリウスのカレリア序曲を聴くとき、なにか続々とするような期待感を感じる。冷たい自然の中で、春を待ちながら、脈打つ鼓動のようなもの、風にゆすられ、ときおり消えそうになりながらも、燃え続ける炎のようなもの、音楽を言葉で表現することは難しいが、僕なりの言葉で表すとこんな感じだ。

 劇音楽カレリアはシベリウス初期の傑作だが、そこには若き作曲家シベリウスのこれから始まる輝かしい作曲家人生に対する期待のようなものを感じる。序曲よりも組曲のほうが有名で、親しみやすい行進曲などもすばらしいが、序曲のぞくぞく感はもっとすばらしい。CDのほうは組曲だけのものが多く、序曲が入っているものが少ないのはなぜなのだろうと思ってしまう。

サラステ フィンランド放送響(RCA)
posted by やっちゃばの士 at 22:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | シベリウス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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